テリー・ボジオ (Terry John Bozzio、1950年12月27日 - ) はアメリカ合衆国のドラマーで、フランク・ザッパ、ミッシング・パーソンズのドラマーとして活動したほか、プログレッシブ・ロック、ニュー・ウェイヴ、ハード・ロックなど幅広いジャンルで活躍している。 テリー・ボジオ - Wikipedia
この人、バンドのリズム隊を支える単なるドラマーではありません。ドラムという楽器で自立したミュージシャンです。テリーに似たようなドラマーは世界に誰一人としていません。強いて例えるなら、日本人だとソロパフォーマンスを中心に活躍する 神保彰 のような存在です。
テリーの演奏は、音源だけ聴くと2人か3人で叩いているんじゃないかと思うくらい、音数が多く音色が多彩です。 聴くことに慣れれば、高度なテクニックのなせる技なんだなぁと思って聴けますが、すぐに真似できるようなものではありません。 なんといってもドラムキットが巨大で太鼓の数が違います。リハーサルスタジオに置いてあるキットでは再現不可能です。完コピなんてできませんよ。
2010年頃のドラムキット
個人的に一番大好きなドラマーで、1990年代に教則ビデオ「Melodic Drumming and the Ostinato」を見て、ドラムでこんなことまで出来てしまうんだと感動しました。 彼がどんな演奏をするのかは、次のビデオを見てください。
オスティナートってゆう言葉も、ドラムマガジンで特集されていたテリー・ボジオの記事で知りました。 ちなみに、この教則ビデオ『Terry Bozzio: Melodic Drumming and The Ostinato』は1993年頃に3部作で発売されていたのですが、 2010年に3本セットのDVD が発売されました。超テクニカルなドラマーを目指すなら今すぐ買って損はありません!