ドラムセット を演奏するにはスティックを使います。
一般的なドラムスティックは木材で出来ていて太さや長さに違いがあります。手の大きさや演奏する楽曲に合わせて選びます。
太くて長いスティックは大音量向きで、短くて細いスティックは繊細な音を表現するときに向いています。
木の材質はヒッコリー、オーク、メイプルがあります。 ヒッコリーは標準的な素材 で最も普及しており、オールラウンドな演奏ができます。
オークは固くて重いので重たい音が欲しいドラマーが使いますが、他の材質に比べてスティックコントロールがしにくいと言われています。
メイプルは軽くて固く折れやすいです。軽いのでスティックコントロールはしやすいと言われていますし、ジャズなど繊細な音を表現するときに使われます。
選び方ですが、材質はヒッコリーを選ぶと無難です。 あとは 楽器店で実物を触ってみて自分の手にフィットするものを選べば良い でしょう。 ドラムを始めて間もない頃は色々なスティックを試すことになると思います。ドラムが上達するためにも必要な投資だと思って割り切ってください。
定番と言われているスティックは Vic Firth 社の 5A というモデルです。 長さ 40 cm (406 mm)、太さは 1.4 cm (14.3 mm) です。 楽器店でも間違いなく置いてあるものですし、インターネットでも買うことができます。このページの冒頭に掲載している写真が 5A のスティックです。
Vic Firth の 5A の他には PEARL というメーカーの 110 モデル もスタンダードなスティックです。 長さは 40 cm (398 mm)、太さは 1.4cm (14.5 mm) です。
サイズから選ぶなら 長さ40 cm 、太さ 1.4 cm を基準に試してみることをおすすめします。
筆者は Vic Firth の 5A を愛用しています。